虎足盤

虎足盤(ホゾクバン)とは、脚の上部が外に反り、再び内側に曲がり、柔らかくS字形を描きながら、最後は先端が、外側に少し反り返った形態の小盤(ソバン)である。脚には草文様や竹の節文様の装飾も貼りつけたりした。天板の下にも他の板をつけ、透かし彫りの装飾を施す場合が多かった。天板は、丸や12角形が大半である。全国で生産され、宮廷や民間でも愛用された。

収蔵品データベースへ