感恩寺東塔舎利函

感恩寺東塔舎利函
1996年、感恩寺の東側三層石塔を解体・修理する過程でみつかった舎利函です。水晶製の舎利瓶と、内函、外函で構成されています。この舎利函は、四天王が配された最初の舎利具で、塔を手にした北方の多聞天を中心に、東西南北が守護されています。内函の基壇の上には火焔宝珠が、その周囲には四天王と僧侶の像、そして基壇には獅子像があります。