青磁“焼銭”銘碗
- 年代
高麗
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材料
陶磁器 - 青磁
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寸法
高5.2 口径10
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番号
本館 9987
“焼銭”という文字が刻まれている青磁碗である。文字は黒土で象嵌され、その上の口縁部には雷文を陰刻でめぐらしている。碗の内側に文様はない。
この所蔵品は高麗時代に道教の祭祀である斉醮を挙行した焼銭色で使用したものと思われる。
焼銭色は1392年(太祖元年)に福源宮・九曜堂・大清観のような斉醮挙行所とともに廃止され、開城にあった昭格殿1個所だけが残るようになった。