純祖御筆
  • 年代

    朝鮮

  • 材料

    紙 - その他

  • 寸法

    158x77.5

  • 番号

    本館 6904

 朝鮮の第23代の王である純祖が6歳の時、すなわち1795年(正祖19年)正月に書いた筆跡である。“八千歳九五福”と楷書体で書かれている。“八千歳九五福”とは『荘子』と『書経』との中にある文字である。
 上には尹行恁の所感(題)があるが、当時、宿直していた自身に元子(後の純祖)がこれを書いてくれたので、末代までの宝としよう、という内容である。
 下には1837年(憲宗3年)に書かれた、名筆 申緯の所感がある。