金銅棺装飾
  • 年代

    百済

  • 出土地点

    益山市

  • 材料

    金屬 - 金銅製

  • 寸法

    高5.04 横幅7.26

  • 番号

    本館 5936

全羅北道益山市石旺洞の双陵石室墳内に安置されていた木棺に用いられた装飾金具である。この金具の形態とほぼ同じものが扶餘陵山里から出土しており、蓮華文を透彫で装飾している。陵山里の出土品は周縁に陰刻線をめぐらし、下端の木棺にさし込まれる部分には、丸い透孔がある長方形金具がついていることからみて、本来は陵山里古墳から出土したものと同様の形状であったと推定される。