整理字大字
  • 年代

    朝鮮

  • 材料

    金屬

  • 寸法

    1.1x1.3

  • 番号

    本館 3364

  整理字は1795年(正祖19年)に『整理儀軌通編』を刊行するために鋳造された銅活字である。初鋳整理字は木活字である生生字の端整で印象的な文字をもとにしたが、大きさは大きな文字(大字)が1.1×1.3cm、小さな文字(小字)が0.7×0.7cmで、活字数は大字16万字、小字14万字の計30万字である。大字は字体が扁平で字画が太い印書体のように精巧で端整である。
  初鋳整理字は1794年(正祖18年)、昌慶宮のかつての弘文館に新しく設置した鋳字所に移されたが、1857年(哲宗8年)に鋳字所が焼け、丁酉字および再鋳韓構字とともにすべて燃えてなくなった。

  再鋳整理字は1858年(哲宗9年)に漢字活字とハングル活字で構成された銅活字である。活字の大きさは大字が1.1×1.3cm、小字が0.7×0.7cmで、 活字数は大字・小字89,203字である。旧韓末まで学部の教科書・法令・条約書・官報などの政府印刷物の刊行に主に使用された。