青銅柄鏡
  • 年代

    高麗

  • 材料

    金屬 - 銅合金製

  • 寸法

    直径12.6

  • 番号

    本館 2670

長い把手が付いた青銅鏡でめずらしい形態である。把手があるために、鏡に紐を付けず、鏡の裏面には端に沿って、太い周縁が廻らされている。
周縁内にはさらに輪郭線がみえるが、線を中心に二匹の鳳凰がぎっしりと描写されている。鳳凰の間にはのんびりと雲が流れているような様子が装飾されている。
鏡裏面をぎっしりと覆う文様もすべて線で描写されており、浅い陽刻技法で表現されている。把手には何の文様もない。