大唐平日百済碑拓本
  • 年代

    韓国

  • 材料

  • 番号

    本館 2406

百済が滅亡した660年(新羅武烈王7年)に中国の唐が百済の都邑にある定林寺址五層石塔に、百済を平定したことを刻んだ碑の拓本である。本来、碑は第一層の四周に4面ずつ計16面に南から時計回りに文字を刻んだ独特な塔碑である。
 唐が百済を平定し、百済の王と臣下を捕虜とした事実などを記録している。百済の都の中央に位置した定林寺に百済の滅亡を象徴する事実を刻んだことは、百済滅亡後の旧百済都邑の状況など、時代的雰囲気を語る。