青磁鉄彩堆花蔘葉文梅瓶
- 年代
高麗
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材料
陶磁器 - 青磁
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寸法
高27.6、口径4.9、底径9.5
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指定文化財
340
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番号
本館 2074
文様は鉄分顔料で前面を塗り、文様部分を書き出した後に白土を筆で塗って表現している。これと同じ方法は過程が複雑であるばかりでなく、多様な材料などが混入する為、それぞれの条件が完全に一致した場合のみ製作された難易度が極めて高い方法である。この梅瓶のようにいくつかの枝技法を同時に使用した青磁の数は非常に少なく、この梅瓶はその中でも優れた作品に属する。文様の表現に若干の未熟さを感じるが、大きく大胆で、どこか庶民的な趣が漂う。