青磁象嵌蓮唐草文盒
  • 年代

    高麗

  • 材料

    陶磁器 - 青磁

  • 寸法

    高5.9、口径7.8

  • 番号

    本館 2002

蓋がある円筒模様の盒で、蓮花唐草文と菊花文が隙間のなく象嵌されている胴部には、蓮花のつぼみの方向に互いに付け、白象嵌し、その周囲に黒象嵌で唐草文を廻らせているために白黒の対照が鮮明である。蓋は上面に連続する黒点を利用して、二つの文様で帯を施し、内側の円には菊花文を外側の円には蓮花唐草文を入れている。蓋の側面には印を捺す印花技法で菊花文を廻らせた。