青磁象嵌雲鶴文四耳壷
- 年代
高麗
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材料
陶磁器 - 青磁
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寸法
高23.8、口径9.0、底径12.7
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番号
本館 1984
雲鶴文が象嵌装飾された初期の作品である。鶴は孤高さと千年の長寿を象徴するせいか、象嵌青磁の文様素材としてよく登場する。胴部には青い天に浮かんでいる“之”字形の雲と、その間に悠々と飛ぶ鶴が描写されている。優雅な文様表現から高麗の貴族世界の一面を窺うことができる。