青磁象嵌袱紗文梅瓶
  • 年代

    高麗

  • 材料

    陶磁器 - 青磁

  • 寸法

    高さ35.4cm、口径7.0cm、底径15.2cm

  • 指定文化財

    342

  • 番号

    本館 1981

本来、梅瓶には、蓋をする時に胴部との摩擦による損傷を減らし、装飾の効果を現すため、肩の上に刺繍の入った紗(ふくさ。方形の絹布)が掛けられたと考えられている。この梅は、同様の装飾効果を得るため、正方形の風呂敷のような文様が象嵌技法により付けられている。象嵌の部分は肩までにとどまり、下胴部には陰刻により装飾が施されている。