白磁青画梅鳥竹文壷
- 年代
朝鮮
-
材料
陶磁器 - 白磁
-
寸法
高16.5㎝、口径6.2㎝、底径9.0㎝
-
指定文化財
170
-
番号
新收 4522
朝鮮前期には青華白磁を作る際、白磁に青華顔料で絵画を描くのは専門画員の仕事であった。毎年司饔院の管理が宮中の画員を引率し、広州官窯に赴き、絵を描いたため、朝鮮の白磁はこの壷のように優雅な品格を備えた傑作品が数多く生産されている。朝鮮前期青華白磁の文様の特徴は、中国明の影響が色濃い工芸装飾の系列と絵画的な性格が強い韓国的な文様の系列とに区分される。この壷は後者に属するもので、円熟した筆致を駆使して、韓国的な情緒が表現された竹と鳥、梅の木を洗練された筆致で描写している。