螺鈿玳瑁菊唐草文払子
  • 年代

    統一新羅

  • 材料

    骨角貝甲 -

  • 寸法

    長さ 42.7cm 直径 1.6cm

  • 番号

    新收 4033

螺鈿工芸はアワビや貝殻の真珠色に光る部分を磨いて薄片にし、様々な形に切って漆器や木地の表面にはめ込み、または貼り付けて装飾する工芸技法をいう。

この払子は銅線を用いており、これは高麗時代の螺鈿工芸の特徴である。現在は識別しにくいが、銅線で唐草が描かれ、螺鈿で装飾が施された。螺鈿の装飾が施された唐草の間には、亀の甲羅である玳瑁の裏に赤と黄色を塗って菊の花弁を表した。

仏子は煩悩と世の埃を払い落すという仏教的な意味があるため、修行者が手に持っていた道具であり、柄の先に鉤型の金属を繋ぎ、牛や馬の尻尾の毛を付けるのが一般的であった。