黒釉牧丹唐草文梅瓶
  • 年代

  • 出土地点

    新安郡

  • 材料

    陶磁器 - 黒釉

  • 寸法

    高27.8、口径5.3、底径8.2

  • 番号

    新安 12111

口縁は偏平で外側に広がっており、頸は括れていて短い。胴上部は膨らんでいて、段々すぼまっている。
高台は内底を切り取った削り出し高台形式である。全面には黒釉が厚く施された後、肩と胴裾に蓮弁文の帯を陰刻し、胴全体には傾斜した斜格子文を地に牡丹唐草文を陰刻している。
文様部分を除いた他の部分を削り出す黒釉剥地技法を使用してある。畳付と高台の内底は、部分的に胎土が見られる。江西省吉州窯の生産品と推定される。