青磁象嵌蓮唐草文盞卓
  • 年代

    高麗

  • 出土地点

    新安郡

  • 材料

    陶磁器 - 青磁

  • 寸法

    高6.3、口径4.9、底径8.7

  • 番号

    新安 6553

全体的に花形で作られた盞卓だが、盞を乗せる場所が突出しており、その底には牡丹文 が象嵌技法で表われている。盞卓の周りは蓮弁文を細密に陽刻している。広い円形は菱花形で、それを支える部分や高台も花形を成している。
広い円形の上端と高台は陰刻線で分けられており、その間に牡丹文が象嵌されている。高台内側の底には、耐火性の強い土目の跡が見られる。
新安海底引揚品に含まれる高麗青磁の一つである。引揚品の中には、これと類似した盞卓がもう一つある。