青磁陽刻蟠龍文貫耳瓶
  • 年代

  • 出土地点

    新安郡

  • 材料

    陶磁器 - 青磁

  • 寸法

    高17.3

  • 番号

    新安 6550

前後を叩いて偏平にした偏瓶形の瓶で、口縁の断面が楕円形に近い。口縁は円形で、頸から胴にかけて直線を成し、胴裾で最大径を成している。
頸と胴裾の上下には帯をおき、 装飾としてはその中に龍がとぐろを巻いた形状の蟠龍文を陽刻してある。
蟠龍文を廻らせた頸の両側には、上下を穿った筒形の耳がひとつずつ付いている。高台は高く、段々ひろがっていき、高台の底も楕円形に近い。畳付を除いた全面には澄んだ透明たる釉薬が施されている。