青白磁印刻蓮唐草文盤
  • 年代

  • 出土地点

    新安郡

  • 材料

    陶磁器 - 青白磁

  • 寸法

    高4.9、口径11.8、底径4.3

  • 番号

    新安 6040

口縁はひろがっており、口部から胴裾までは殆ど斜線を成しつつ、底部のところでは曲がっている。底は緩慢な斜線を描き、高台とつながっている。
胴の中央より少し上端には一重の突出線が表われている。内側の壁には蓮華唐草文が、内側の底には唐草文が印刻されている。
全面には青白磁釉が施されてしているが、畳付と高台内側の底には釉薬が施されておらず、そこから白胎土が見られる。耐火性の強い土目が付着してある。
元代の樞府窯からの白磁と同じ形で、新安引揚品の中から多数発見された。江西省楽安県の元代の磁器の穴蔵でも類似した形の皿が発見された。