青磁香炉
  • 年代

  • 出土地点

    新安郡

  • 材料

    陶磁器 - 青磁

  • 寸法

    高9.3、口径13.8、

  • 番号

    新安 5009

竹の節目を模倣した胴に、口縁は丸く偏平な形で作られているが、内側は少々雑である。胴には多重の突出線を表わし、胴裾には如意頭形の脚を三個所に付けている。高台の形はきれいに作られている。
畳付を除く全面には緑色を帯びた、光沢の良い青磁釉が施されている。新安香炉の中に はこのような形の香炉が何点か引き揚げられたが、同じ引揚品のうち白銅で作られた香炉にも非常に類似した形が見られる。日本に伝わる青磁の中にも類似したものがある。