過去 テーマ
アメリカへ渡った朝鮮楽器
  • 展示場所

    国立中央博物館 平常展示館のテーマ展示室

  • 展示期間

    10월-01-2013 ~ 12월-01-2013

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国立国楽院 ・国立中央博物館 共同展示
120年ぶりの帰還、アメリカへ渡った朝鮮楽器


1893年、シカゴ万国博覧会に出品の後で、アメリカへ寄贈されて、ピーボディー・エセックス博物館(Peabody Essex Museum)に保管している国楽器を120ぶりに国内ではじめて展示します。今度展示する楽器は、笙簧(センフアン)、ヒャン笛、大笒(デクム)、唐琵琶、洋琴、コムンゴ、チャングなど8点で、ともにアメリカへ渡った朝鮮王室の楽士が演奏したものです。今回の展示では、当時の写真と記録などからシカゴ万国博覧会の様子を想像することができます。また、展示には「金弘道筆仙童吹笛圖」をはじめとして国立中央博物館の所蔵している音楽を素材とした絵画作品、楽譜、儀軌などの国楽関連遺物もともに展示します。この展示を通じて、朝鮮の楽器と音楽に関する理解のみならず、19世紀末アメリカの空に響いたわれわれの音楽の余韻を間接的に感じることができそうです。

 

特別展との連携プログラム

○ 国楽公演 「朝鮮、韻律で時代を飾る」
日程:10月12日(土)、10月23日(水)、11月6日(水)、11月20日(水)
場所:国立中央博物館 平常展示館のメインホール
内容:時調唱, 笙簫倂奏, 器樂獨奏, 春鶯囀, 千年萬歲
出演:国立国楽院の演奏団 17名

 

○ ギャラリートーク
日程:10月16日(水)、10月23日(水)、11月13日(水)、

/午後7時30分より
場所:国立中央博物館 平常展示館のテーマ展示室
講師:朴志珗(国立国楽院の学芸員)

 

○ 展示解説
日程:火~金曜日(10:30、11:30、14:30、15:30)、土・日曜日(13:30)
場所:国立中央博物館 平常展示館のテーマ展示室



exhibition
1. コムンゴ、長さ153cm、朝鮮、アメリカ、ピーボディー・エセックス博物館(Peabody Essex Museum)

exhibition
2. 大笒(デクム)、 長さ80cm、朝鮮、アメリカ、ピーボディー・エセックス博物館(Peabody Essex Museum)

exhibition
3. 笙簧(センフアン)、 長さ44cm、朝鮮、アメリカ、ピーボディー・エセックス博物館(Peabody Essex Museum)

exhibition
4. ヒャン笛、 長さ29.7cm、朝鮮、アメリカ、ピーボディー・エセックス博物館(Peabody Essex Museum)