過去 特別
「東洋」を収集する 植民地時代におけるアジア文化財の収集と展示
  • 展示場所

    国立中央博物館・平常展示館 特別展示室

  • 展示期間

    10월-28-2014 ~ 1월-11-2015

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19世紀の末、西欧勢力のアジア進出によってアジア地域の文化は彼らの異国趣味を満足させる見せ物になりました。考古学の調査とともに盗掘が蔓延し骨董品市場が繁盛する中、その一部は「美術」という新しいカテゴリーに編入され鑑賞と研究の対象になりました。近代国家の形成とともに設立された博物館はそのような動きの中心にありました。しかし、韓国は植民地時代を経験することで博物館運営の主体にはなれませんでした。日本は自ら「東洋における唯一の文明国」であると考え、日本こそが「後れている」東洋を近代化に導く適任者であることを自負しました。日本は自分の目線で解釈したアジア各国の歴史を博物館を通じて紹介しました。韓国の博物館においても、韓国のみならず中国、中央アジア、日本などアジア各地の文化財を集めました。今回の特別展では、このようなアジア文化財収集をめぐる歴史的状況を植 民地支配という時代背景から探り、アジア文化財の展示の歴史に焦点を当てます。