過去 特別
特別展 <秋史金正喜:学芸一致の境地>
  • 展示場所

    国立中央博物館

  • 展示期間

    10월-03-2006 ~ 11월-19-2006

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国立中央博物館は2006年、金正喜(キム・ジョンヒ・1786-1856)逝去150回忌を記念し、「秋史金正喜:学芸一致の境地」企画特別展を準備した。
金正喜は、朝鮮末期に活動した大学者兼芸術家で、「秋史体」という独特な書体の書家として知られてきた。しかし彼は書のみならず、金石考證学、仏敎、詩文学、絵画、書画批評など、様々な分野で優れた業績を残した19世紀東アジアの代表的な知識人だった。
 また金正喜は、学問と芸術において、その根元を徹底的に探究し、答えを見出すことにとどまらず、更に現実に合わせて変容することの出来る知識人だった。彼のこうした学問と芸術に対する姿勢が、「学芸一致の境地」に達した名作を誕生させたのである。
今回の展示では、<歳寒図>や <不二禅蘭図>のような不朽の名作など、珠玉の作品約90点をお目見えする。金正喜の偉大な真面目を心行くまでお楽しみ頂きたい。