国立中央博物館では、今年3回目の企画特別展として「炎の中に咲く、崇高なる精神-仏舎利と荘厳」を企画した。
タイトルにある「炎」とは、仏教の開祖である釈迦の亡骸が、インドの伝統に従って火葬され、燃える姿を炎に喩えたものである。普通の人間が死んで火葬されると、後には一握りの灰しか残らない。しかし釈迦の亡骸からは、仏舎利というものが見つかった。この仏舎利とは、釈迦という聖人が人類に残してくれた、言葉では表現しがたい「崇高なる精神」という以外に説明できないものである。
国立中央博物館では、今年3回目の企画特別展として「炎の中に咲く、崇高なる精神-仏舎利と荘厳」を企画した。