過去 テーマ
活字の国, 朝鮮
  • 展示場所

    高麗室

  • 展示期間

    6월-21-2016 ~ 11월-13-2016

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国立中央博物館、世界で最も多くの活字を収蔵する

国立中央博物館では、朝鮮時代における収蔵品の活字すべてを初公開する展覧会が行われます。およそ82万に及ぶ活字殆どが、17~20世紀初頭にかけて朝鮮時代の中央官庁や王室で使われました。これは、世界でも稀なことでして、朝鮮時代に製作し続けられた膨大な量の活字が残されています。特に、約50万字に及ぶ収蔵品の金属活字は、世界最多の量であり世界最高のレベルを誇ります。朝鮮の活字は、「本」と象徴される儒教の統治理念を実現しようとした、当代の統治者たちによる壮大かつ緻密な構想を物語っています。更に、注目すべきことは、活字が保管されていた収納ケースが挙げられます。これらは、朝鮮独特の活字分類や保管方法が窺える貴重な資料となります。