釜と甑

ソウルの九宜洞(クイドン)にある堡塁は、漢江(ハンガン)北岸にある高句麗の軍事遺跡です。鉄製釜は、堡塁内の住居跡に設けられたオンドルのカマドに掛けられた状態でみつかりました。釜の上には甑をのせて使用したものと推定され、この場所に駐留していた高句麗軍が食糧を蒸していたことが分かります。