金銅履

金銅履は、金銅板に四角垂形の金銅製釘が40本余りつけられています。履の上部は革や布で作られていたと考えられ、金銅板の縁には、上部と結びつけるための孔が2つ空けられています。高句麗の三室塚の壁画には、甲冑をつけた将が履をはいており、スパイクのような釘がつけられています。高句麗の金銅履は、釘の個数が多く、底盤のみが金属という点で、新羅や百済の金銅履とは異なります。