磨製石斧

人類は、耕作や木の伐採、狩猟、戦争などにおいて、打製石斧・磨製石斧・鉄斧など様々な斧を使いました。磨製石斧は、主に伐採や耕作用の道具と考えられています。石を磨く技術は新石器時代から始まり、青銅器時代に入ってさらに発達しました。磨製石斧も用途によって様々な形に作られました。青銅器時代には、支配階層の装飾品や武器、祭祀の道具といった特殊なものは青銅で作られましたが、日常生活品の多くは石で作られました。

収蔵品データベースへ