八部衆

仏法を守護する8体、すなわち天、龍、夜叉、乾闥婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩睺羅伽を指します。八部衆、もしくは八部神衆といいます。展示品は、阿修羅と乾闥婆で、石塔の基壇部上台石の面石に彫られたものです。阿修羅はもともと軍神でしたが、仏の教えを受けて仏法を守る神となりました。3つの顔と、6つの腕をもつとされています。乾闥婆は、仏の説法する場所で歌と踊りをもって仏法を讃美する神で、獅子の頭部のような冠をかぶっています。

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