太祖御真

太祖御真
王の肖像画を御真といいます。朝鮮時代初期には、太祖李成桂の肖像画を奉安する殿閣が、6カ所に立てられました。太祖の肖像画は全部で26点制作されましたが、現存するのは全州(チョンジュ)市の慶基殿に保管されていた肖像画のみです。この肖像画は、太宗10(1410)年、全州府に奉安されていたもので、英祖(ヨンジョ)の39(1763)年に一度補修され、その後、高宗(コジョン)の9(1872)年、原本を模写したものです。