東医宝鑑

許浚(ホ・ジュン)らが、宣祖(ソンジョ)の命を受けて編纂した医学書です。それまでの中国と朝鮮の医書を参考にしつつ、具体的な病気の症状や治療法を記した漢方医学百科全書です。朝鮮だけでなく、清や日本でも、大きな人気を博しました。許浚は『東医宝鑑』の冒頭に、人体の臓器とその特徴を描いた「身形臓腑図」を掲載することで、医学に対する自身の考えを表現しています。

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