双牛文帯鉤

双牛文帯鉤
ユーラシア大陸の北方草原地帯で暮らした遊牧民の帯金具です。彼らの装飾品には、牡牛や馬など、躍動感あふれる動物や、生活にかかわる文様が陰陽で表現されました。同作品に左右対称の牡牛が表現されています。類例が中国の遼寧省、ロシア南部のエニセイ川中流域の遺跡で多くみつかっています。

収蔵品データベースへ