“永和九年”銘塼
  • 年代

    楽浪

  • 材料

    土製

  • 寸法

    長35.0、幅14.5

  • 番号

    本館 12871

1932年、平壌駅構内工事中に発見された塼築墳から出土した。この墓は長方形の合を模ったもので、塼築墳から石室墳に移行する過渡期の様式を帯びている。“永和九年三月十日遼東韓玄菟太守領佟利造”と刻まれており、永和9年3月10日、遼東韓玄菟太守領である佟利が作ったと言う内容である。永和9年は353年に該当し、墓の主人公である佟利は安岳3号墓の冬壽とも関係があると思われる。