両刃石斧
  • 年代

    青銅器

  • 出土地点

    義王市

  • 材料

  • 寸法

    長16.5、10.2、6.9

  • 番号

    新收 3542

京畿道地域で発見された磨製石斧で、全体を敲打してから磨研された。刃部は両刃である。
 石斧は、旧石器時代から新石器時代、青銅器時代、さらには鉄器時代まで人類が長い間にわたって用いた石器で、地面を掘ったり、木を切ったり加工するなどの作業と、狩猟及び戦闘用にも用いられた多目的な道具である。
 このような磨製石斧は新石器時代にもみられる。しかし、普遍的に用いられてその種類も多様になるのは青銅器時代に入ってからで、主に木を切ったり地面を掘るために用いられたと推定される。