白磁茶罐
- 年代
朝鮮
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材料
陶磁器 - 白磁
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番号
東垣 136
『東垣李洪根蒐集名品選』陶磁編 図95
壺のように丸い胴に、側面にはラッパ形の把手が付き、中央には注口の付いた、一名“横把形茶缶”だ。口緑の内側には蓋ができるように段差を作り、蓋の上面には蟠龍 (天に昇れず地に留まっている龍)が装飾されている。
焼く時に蓋をした状態で焼いたのか、口緑の内側に胎土が露になっている。釉薬は青白色を帯びた白磁釉薬がかけられており、細くひび割れた貫入はない。底は扁平で耐火土を敷いて焼いた跡が残っている。