青磁陽刻八卦文香炉
  • 年代

  • 出土地点

    新安郡

  • 材料

    陶磁器 - 青磁

  • 寸法

    高5.5、口径9.2、底径2.6

  • 番号

    新安 4386

中国の古代青銅器の一つである酒樽の形を模倣した香炉である。口縁は内側の方に偏平に折り曲げられた形態である。胴裾は少々丸みを帯びつつ広がり、小さく高台を切り取ってある。
下方の高台は穴があり、内側から別の丸い形のものを付け加えてある。胴裾に表現された三つの脚は、浮いた状態で禽獣の脚を模倣してある。
胴外側の側面には八卦文が廻らされている。釉薬は光沢の明るい緑色で施されている。胴の内側は半分ほど釉薬が施され、畳付や高台において、内側の下端からは赤色を帯びた胎土が見られる。高台とその周りには釉薬が施されていない。
高台の内側底部は中央が盛り上がっており、墨で文字が書かれている。新安引揚品の中からはいくつかの香炉があるが、八卦文香炉はそのうちの一つで大小の形が大量に引き揚げられた。