収蔵品

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金属活字

  • 時代

    高麗

  • 出土址(詳細)

    開城付近

  • 素材

    金屬 - 銅合金製

  • 規模

    1.2x1.0cm、厚さ0.7cm

  • 番号

    徳寿 4462

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高麗は精巧な木版本や膨大な大蔵経を刊行するなど、素晴らしい木版印刷術を有し、また世界初の金属活字をも保有していた。

現在、フランス国立図書館に保管されている、現存する最古の金属活字の印刷物「白雲和尚抄録仏祖直指心体要節」は1377年清州(チョンジュ)・興徳寺(フンドクサ)で金属活字により印刷されたものであり、そのことは本の末尾に記されている。この本はドイツのグーテンベルクが金属活字により聖書を印刷した1455年より約70年早く、その歴史的価値が認められ、20019月にはユネスコ世界記録遺産に登録された。

金属活字「㠅」は高麗の首都、開城にある個人の墓から出土したと伝わっている。活字の形が均一でなく、四辺の長さが揃っていない。裏面は楕円形で凹んでいるが、これは銅の含有量を減らすために工夫されたものと見える。朝鮮時代の金属活字に比べて鋳造技術が未熟だったことが窺えるが、高麗の金属活字の鋳造方法や組版技術史を知る上で非常に重要な実物史料である。この他にも高麗時代の実物の金属活字は現在、北朝鮮の開城博物館に一点所蔵されている。

ズームイン/アウ

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