テーマ展「固城玉泉寺掛仏」
会期:2017年4月25日(火)~10月22日(日)
会場:常設展示館2階 仏教絵画室
国立中央博物館では、2017年度のテーマ展として「固城玉泉寺掛仏」を開催します。1808年作の<玉泉寺掛仏>は希少価値の高いもので、19世紀前半に制作された仏画であります。10メートルを超える大きさの<玉泉寺掛仏>には、赤い色彩が目立ち、多彩な模様が施されており、華麗で荘厳な美が見事に演出されています。本展では、この掛仏に加え、同時に製作された掛仏函をともにご紹介します。掛仏函は、木工芸の美しさを伝えるだけではなく、法要が行われない時に、掛仏をどこに保管したかがわかる重要な資料です。さらに、本展では玉泉寺に所蔵されている数々の文化財がともに展示されます。是非、この機会に<玉泉寺掛仏>の価値と慶南・固城の玉泉寺の歴史と文化に触れていただければ幸いです。