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中世から現代に至るまで、ヨーロッパで最も影響力のあった王家はどこでしょうか?
ハプスブルク家は1273年に神聖ローマ帝国の皇帝に選出されたルドルフ1世を始祖として歴史の表舞台に躍り出ました。そして1918年、第一次世界大戦後に皇帝の座を退いたカール1世に至るまで約600年以上、ヨーロッパの政治、経済、芸術の中心にありました。
ハプスブルク家は傑出した芸術家たちの後援者としても知られています。名前を聞いただけで胸が踊るような偉大な芸術家たちに対するこうした庇護は、ハプスブルク家の人々の芸術への愛情と、芸術品の蒐集に対する哲学によるものです。
特別展「ハプスブルク600年、魅惑の傑作」では、ウィーン美術史美術館が所蔵するハプスブルク家の蒐集品96点を紹介します。本展ではほかにも、1892年の韓国とオーストリアの国交樹立に際して高宗が皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に贈った品も公開されます。これは19世紀末に朝鮮とオーストリアが交わした友情の証で、130年ぶりに韓国へ戻ってきました。
芸術が知識であり権力であることをよく理解していたハプスブルク家。
その600年の魅惑の世界へ皆さんをご招待します。