国立中央博物館、子供博物館をリニューアルオープン
  • Date2012-04-30
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子供博物館は以前の住居・農耕展示区域を、昔の衣食住の全体像が把握できる「昔の人々の暮らし」というテーマ空間にリニューアルし、51日、オープンする。新しく公開される空間は、展示を通じて過去を分かりやすく理解できるよう作られており、随所に設けられた体験コーナーでは、積極的に韓国の歴史を理解することができるような構成となっている。

 

展示場には、家土器(高句麗、5-6世紀)を参考に作られた高句麗の家がある。室内には、暖房設備の一種であり、床下の一部だけを温めるオンドルが設けられており、一方の壁には高句麗の古墳壁画を参考に台所が再現されている。家の周辺には、住居文化を体験することの出来る家作りの道具、瓦体験コーナーなどが設けられている。

 

続いて、窯の中に入ると、器が焼かれる過程を見ることができる。窯の横には、子供博物館のキャラクターである「もぐら」が器を成型している姿で形象化されたフォトゾーンが設けられている。また、昔の美しい装身具、金冠、服飾などが体験できる空間が展示場の中央に設けられていて、こどもに楽しい一時を過ごしてもらうことができるであろう。

 

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