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サランンバン(客間)

  • 時代

    朝鮮

朝鮮時代(1392~1910)における儒教は、社会全般に大きな影響を及ぼし、家族の中でも男女の生活空間が徹底的に分けられた。男性だけの空間であるサランバン(客間)は学問のための書斎であり、客を迎える接待の場所であった。部屋の主の両班は社会の支配層であったが、サランバンは華やかさを避け、端正で落ち着いた雰囲気に整えられたが、華麗さは清廉で剛直なソンビ精神にそぐわないと思われたからである。

壁、天井、床はすべて落ち着いた淡色の紙が貼られ、ソンビが備えるべき教養であり趣味だった水墨山水画や聖賢の言葉の書かれた掛け軸を掛けて鑑賞した。家具も光沢がなく、素朴な質感の桐または松が使われた。装飾は最小限に抑えられ、木目を生かした自然な美しさが特徴の家具は、狭く、天井の低い韓屋の構造に相応しい大きさに作られたが、これは西洋や中国のような大きく華やかな装飾の家具とは非常に雰囲気が異なる。

 

*模型

ズームイン/アウ

04383 ソウル特別市龍山区西氷庫路137TEL:+82-2-2077-9000 (韓国語・英語)