収蔵品

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百济金铜大香炉

  • 時代

    三国

  • 出土址(詳細)

    扶余郡

  • 素材

    金銅製

  • 規模

    高61.8厘米

  • 国宝/宝物

    287

百済(紀元前18~紀元後660)は、漢江(ハンガン)流域で建国された百済国が馬韓地域を統合して成長した。以降、熊津(ウンジン、現在の公州(クァンジュ))、泗沘(サビ、現在の扶余(プヨ))に遷都して独自の文化が花開いた。南朝との交流により、洗練された雅やかな文化を作り出し、日本の飛鳥文化の形成に多大な影響を及ぼした。

百済文化を代表する遺物である金銅大香炉は、優れた金属工芸技術と芸術性が結合して作られた逸品である。1933年、百済王室の寺院である扶余陵山里寺跡から出土しており、王室の儀礼に使われたものと考えられる。

この香炉の全体的な構図は蓋、胴、脚によって構成されている。蓋の最上部には鳳凰が、その下には五人の楽士が楽器を演奏している姿が彫刻されている。74の峰の彫刻には木、岩、川、滝などが、さらに虎、鹿、象、猿など42匹の動物や6種類の植物、12人の人物が表現されている。さらに蓋の鳳凰の胸辺りに2つ、山の峰の周りに10つ、計12の穴が、香を焚いた時に煙が立ち込めて霧のように見えるよう配置されている。香を焚く器となる胴には今にも開きそうな蓮のつぼみと二人の人物、そして羽の付いた魚、鳥などの27の動物が彫刻されている。脚の部分にはダイナミックな姿勢の龍の装飾が施されている。香炉は一般的に、陰陽五行説に基づき、蓋は地上を、胴と脚は水中を意味すると思われる。

神仙や蓮などから道教と仏教の習合が窺える百済金銅大香炉は百済人の精神世界と芸術精神を集約している。

 

*レプリカ

ズームイン/アウ

04383 ソウル特別市龍山区西氷庫路137TEL:+82-2-2077-9000 (韓国語・英語)